台湾5泊6日の旅
2日目 【2007年2月22日(木)】


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ミンチュヤンシールー駅・(地下鉄)・台北駅・(特急指定席)・瑞芳駅・(各駅停車)・十分駅(徒歩で十分瀑布を見物)・(各駅停車)・瑞芳駅=(バス)=九分(散策)(バス)=  瑞芳駅・(特急立ち席)・・・台北・(地下鉄)・ミンチュヤンシールー駅




 
↑地下鉄の最寄り駅でEasy Card(NT$500)を購入。この地下鉄パスを提示すればバスの料金までも割引になり、未使用の金額が残れば払い戻しが可能、行動派のあなにはぜひ利用することをお勧めします。

台北駅で地下鉄を降り、特急電車の指定席券を購入する。45分位で瑞芳駅に到着、ここで十分行の各停電 車に乗換えるのだ。



↑ 十分行きはどのホームかと駅員に尋ねると,それは隣のホームだと案内してくれた。瑞芳駅の改札はホー ムにあって下に降りる時に切符を回収され、隣のホームに昇ったところにまた 出札・改札が あるという仕組みだ。ここでは1日周遊券というのを購入する。瑞芳駅と十分駅の間を往復し、十分瀑布を見るには絶対に普通の 切符よりお得だ。



さあ電車が来た、十分駅までの所要時間は約20分位だ。





↑ 十分はローカルの小さな町でとてものどかだ。線路を歩く人、線路で記念写真を撮る人、でも時々電車は通る。もちろん充分に注意してくださいね。十分瀑布へはここから20分位だろうか、標識にしたがって しばらく歩くと川の側にレストハウスが見えてくる。ここから滝への遊歩道が続き下流に向かって歩くことになる。道ばたにはノボタンやインパチェンスの花を見ることができた。日本だったら秋と春が同時に来たようなものだ。やり台湾は南国なのですね。



↑ノボタン



↑インパチェンス





↑ 滝への遊歩道は整備されていてUp Downもなく散策はとても快調だ。運良くこんな光景にも出会うことができた。





↑十分瀑布は東洋のナイアガラとも呼ばれ、幅30m高さ25mなれど台湾人にもとても人気があるようだ。入場料は通常NT$180のところ一日周遊券を提示すればNT$100に割引となる。滝のスケールはあまり大きくはないが、同名で呼ばれる日本の「吹き割りの滝」とは比べ物にならない(チョット失礼)。この写真でなるほどとお思いになるでしょうか?一見の価値は充分にありますので滝がお好きな方、台北や基隆方面にに行ったらぜひ 足を延ばしてみてくださいネ。





↑十分を後にふたたび瑞芳駅に戻り、今度はバスに乗り換えて九分に向かう。バス停は長蛇の列、最後尾に並ぶ。1時間以上も待ったが、正月の期間のタクシー代は通常の倍の料金、空車のタクシーが駅前に目立つ。ケチった訳ではないが、我々も「郷に入ってので郷に従った」までなのだ。↑九分に着くと人が多いことにびっくり、すでに観光を終え、バスで基隆方面に帰る人がこれまた長蛇の列を作っていた。
そうそう今は台湾のお正月なのだ。





↑この町は、ずっと昔はたったの9世帯の人しか住んでいなくてそれと同意味で「九分」と呼ばれるようになったそうな。1890年には金鉱が発見されゴールドラッシュに沸き町はとても栄えた。ところがその金鉱も尽きて衰退することになってしまった。1989年にはこの地を舞台にして、第二次大戦後の激動の台湾を描いた映画「悲情城市」がベネチア映画 祭でグランプリを獲得し、ふたたび脚光を浴びるようになったとのこと。アーケード式になっている狭い路地の両側には、みやげ店と食堂がビッシリと軒を並べている。山の斜面に広がる九分はまた坂の町でもある、急な小路にも商店街は続く。雨の多いところで運が良くないとなかなか好天にはぶつからないようでこの日もどんより曇っていた。晴天に恵まれれば基隆沖の青い海や海岸の風景がとても綺麗でしょう。また、時間があれば金の採掘の歴史を物語る資料館に立ち寄ってみるのも面白いでしょう。九分の散策後またバスで瑞芳駅に戻り、台北までの上り特急の指定席券を買う。手に入ったのは立ち席券、電車に乗り込むと立ち席で乗っている人が多く、車内は移動など出来ないほどの混雑ぶりだ。すでにUターンラッシュに入り、当日に指定券の購入なんて無理なこと、でも希望する時間の電車で台北駅に戻れたので後に一安心する。


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