台湾５泊６日の旅
3日目 【2007年2月23日（金）】

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今日は最近の台北ではめずらしく晴れの天候で、風光明媚と言われる淡水に行くことにした。途中でマングローブの林を見てみたいと思い、一つ手前の紅樹林駅で地下鉄を降りる。看板はあれど遊歩道への入口が見つからず、すぐ近くの民家のおばあさんに手まねで聞いてみる。「今は通れない」との返事であった。多分土地の所有者は、自分の土地は荒らされたくないという思いから公園の関係機関に通行禁止を通達したのでしょう。時にはマナーの悪い観光客もいて、日本の観光地でもよくある話だ。やむなく細い散歩道を淡水方面に数分歩くと木道が見えてきた。ここから入って先ほどの通行禁止のポイントを折り返すのが散策コースだと分かった。こんな間近で見たのは初めてだ。園内を散策の後、地下鉄駅に戻りふたたび地下鉄に乗る。淡水まではたったの一駅だ。淡水は河口に位置する町だ。河沿いにはみやげ店、飲食店が連なり、特に子供向けのゲーム店が多かったのにはいささか驚かされた。11時過ぎた頃、対岸の八里方面に渡るフェリー乗り場は長蛇の列ができていました。やはり昼頃には何処の観光地も人、ひと、ヒトとなるようです。河畔から町中に入り市場を散策して紅毛城に向かう。1629年にスペイン人が築いたこの城郭は後にオランダ人に占有され、1867年から1972年まではイギリス領事館としても使われ、異国情緒の漂ようそして淡水の歴史を物語る建物の一つです。また、夕日がとても綺麗なところだそうですが、少々歩き疲れ、日が落ちる時間までは退屈でとても待ちきれず早めにホテルに戻り一休みすことにした。