岐阜2泊3日の旅【2006.04.18-20】
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日本三大桜の三つめを制覇しようと2泊3日で岐阜方面をドライブしてきました。
初日は真夜中に家を出て相模湖ICから中央道に入り途中のSAで仮眠と休息、ちょうどいい時間帯に根尾谷の淡墨桜に到着しました。江戸彼岸桜の種で樹齢1500年、散り際に淡い墨色を帯びることから「淡墨桜(うすずみざくら)」と呼ばれています。永年生き続けているこの桜は、花といい幹といいさすがに見事なもので、500kmも車を走らせた価値は充分にありました。都心からは距離もあるせいか、三春の滝桜や 山高の神代桜のように人出が多くないのにはいささか不思議にも感じました。これで念願の日本三大桜を制覇することができました。桜を後に郡上八幡へ向かう途中、揖斐川町にある華厳寺に寄りました。門前交差点から寺に通じる参道の両側にはソメイヨシノの並木が続きまさに桜のトンネル、花の盛りは過ぎていましたが風に舞う桜吹雪には風情を感じました。その後は途中道路沿いの風光明媚な場所に寄りながら、17時頃郡上八幡の民宿に着きました。2日目は徒歩で急な坂道を登り郡上八幡城に入りました。城山の麓にある山内一豊と千代の銅像はとても立派でした。このお城は、靴を履いたまま見学できるのはいいのですが、他の人が別の階を歩いていると床のきしむ音が大きく耳障りとなるのはいささか残念でした。明治時代の廃藩置県により城壁を残してすべての建物が取り壊しされ、後に再建されたものですが、こんな事を知るたびに思うのです。やむなき時代の流れとは言え、廃仏毀釈などとあわせとても残念でなりません。市内を散歩すると城下町を偲ばせる名所や史跡が数多くありとても風情を感じさせられました。郡上八幡を後に今晩の宿泊地・下呂に向かい、途中、下呂市の佐和地区にある「苗代桜」に寄りました。桜の維持・管理費の協力金の意味合いで駐車料金は¥300也。ほんの少し風があり水面にはかすかなさざ波が立っていましたが、桜が水に映る光景をなんとか見ることができました。シーズン中の夜にはライトアップされますし、満開の時期に全く風のない状態で見られればどんなに素晴らしいことでしょう。
3日目は起きてみるとあいにく本降りの雨、まっすぐ家に帰るのにも時間はたっぷりあるので何となく飛騨小坂方面に車を走らせました。
小坂に入り道の駅に立ち寄ると雨も止んで日がさしてきたので、巌立峡谷まで足を延ばし、三段滝や古木の紅梅をみて家路につきました。
郡上八幡の印象)
根尾谷の淡墨桜とその周辺(本巣市)↓
樽見鉄道日当駅↓
華厳寺(揖斐川町)↓
郡上八幡↓
郡上八幡城↑