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長野県方面で紅葉見物にどこか良い所はないかとWebで検索していると、この滝の案内が見つかり、また、初めてこの滝の存在を知り、ぜひ行ってみようと思い、さっそく1泊2日のドライブコースで出かけました。今年は台風が来なかったので葉が痛めつけられることなく、岩肌にへばりつく木々までが見事に紅葉し、駐車場の係り員によると、例年にない絶景だと言っていました。この絶景を眺めるには、どうやら日の照る日中はずっと逆光となるようで、この日も快晴、思い通りの写真を撮るのはむずかしいですが、心の中のCCDには素晴らしい画像が残ったような気がしました。
家を5時に出てR412を走り、相模湖ICから中央道に入り、圏央道、関越道、上信越道を経由と長いドライブでした。当インターから大瀑布の駐車場までは40〜50分位だったでしょうか。↑
駐車場には9時半頃に到着、歩く準備をしている間に満車状態になりました。何日か前にNHKの放映で紹介されたのこと、あとで知りました。平日にもかかわらず人出がとても多かったです。満車になれば係員の指示で、駐車場手前の道路の広い所で待機させられます。同乗者は駐車場まで歩いてもいいのですが、運転者車から離れられませんね。道路は狭いので場合によっては駐車場から相当離れた地点で待たされることもあり、これはネックです。シーズン中の土・日はマイカーの乗り入れが禁止となり、須坂市内からシャトルバスを利用することになります。↑
歩き始めてすぐに熊野権現橋を渡ります。↑
鉄分や硫黄分が含まれていて川の岩や底は赤くなっています。水は綺麗に澄んでいますが、もちろん飲めません。↑
一周1時間30分程度の遊歩道があります。
散策ルートについては歩き出す前に、駐車場の係員か売店の人に聞いてみるといいですよ。
ルート:駐車場→米子不動尊奥の院→不動滝→権現滝→米子鉱山跡地(ビューポイント)→あずまや(ビューポイント)→駐車場
あずまや付近が最高のビューポイントです!時間があれば、奇妙滝まで行ってみるのもいいでしょう。上記のルートに、+30分をみれば十分でしょう。↑
このコースではいくつもの橋を渡ります。↑
日に透ける黄葉も綺麗でした。↑
一瞬、不動滝が見えてきました。↑
不動滝の傍を目指してさらに歩きます。↑
清滝の不動尊に来れば滝はもうすぐです。↑>
不動滝、水量は少ないです。↑
不動滝には滝壺がありませんが、すぐそばまで近づけます。↑
不動滝のムービー!
不動滝付近は展望もよく、見事に紅葉した山々が見れました。↑
権現滝には近づけません、離れたポイントで眺めます。↑
権現滝から流れ落ちた水はさらに小滝を造ります。↑
落ち葉と川底の赤さが強烈でした。↑
これまた紅葉のビューポイントでもあります。↑
左に権現滝↑
右に不動滝↑
詳しいことは分かっていませんが、この付近では江戸時代前期頃から硫黄が採掘されていたようです。また、昭和9年から昭和35年の閉山に至るまでは硫黄を中心に、蝋石、ダイアスポアー等も採掘されていました。硫黄の需要が拡大した第2次世界大戦当時には、この地区に生活する鉱山労働者やその家族は1500人を数えた言われ、診療所や共同浴場、学校までそろった山の中の大きな集落でした。↑
米子硫黄鉱山跡をさらに進んで、奇妙滝へ(一番奥)↑