八ヶ岳高原・清里高原 【2005.11.04】

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絶好の行楽日和と予想したこの日、中央道の笹子トンネルを抜けて少し走ると一面霧が立ち込めてきて周囲の景色もほとんど見えなくなり制限速度も50kmではないか、これは何と、心配しながら車を走らせていると須玉ICを過ぎて間もなくその霧も大分はれ始めてきました。長坂ICに近づくにつれてあっという間に快晴の青空が広がり八ヶ岳の山々がくっきりと見えてきました。この機会にぜひと八ヶ岳PAに寄ってみました。高速道路の向こう側には雄大な八ヶ岳連峰、反対側には断崖絶壁だらけの荒々しい甲斐駒ケ岳。過去にも何度か寄りましたが今回ほど好天に恵まれたことはなく素晴らしい景色を見られたのは初めてでした。さすが名前にふさわしいPAだなと思いました。



八ヶ岳連峰(八ヶ岳PAより)




甲斐駒ケ岳(八ヶ岳PAより)




その後は中央道を少し走り小淵沢ICで高速道を降り、八ヶ岳高原ラインに入りました。小荒間交差点を右折れ、ほんの少々の歴史散歩ということで、三分一湧水に行きました。八ヶ岳の雪解け水が伏流水となり麓に湧き出てくる泉、戦国時代の頃には下流の三つの村でこの水の分配をめぐって争奪戦が絶えなかったそうです。武田信玄が湧出口の分水枡に三角石柱を立てて流れを三つに分け、三つの村に水を平等に分配する仕組みを整えたことにより村々の争いも鎮まったとのこと。こんなことからこのような呼び名がついたという一説があります。この一帯は林の中の公園になっています。











 八ヶ岳高原ラインでは車を道路脇に止められるような場所はありません。どちらかといえば眺望もイマイチですが、時々黄葉したカラマツ林の向こうに姿を見せる八ヶ岳の山々や道路の両側でやけに目に付く赤や黄色の紅葉(黄葉)はとても印象的でした。
このまきば公園に来ると様子は一転し360度のパノラマが開けます。間じかに八ヶ岳連峰やのどかな牧場風景、遠くには富士山も眺めることができます。天気のいい時にはぜひ立ち寄ってみたいスポットの一つです。

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