桜満開の高遠と大鹿村を訪ねて
【2004.04.13-14】


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高遠城址公園に、なんとかしてコヒガン桜が満開の時期に行ってみようと以前から計画、町役場ホームページで桜の開花情報を注意深く見ながらこの日を選んで、一泊のドライブに出かけました。花はちょうど前日に満開になりテレビでも放映され、園内の混雑と付近の交通渋滞を考慮し夜中に家を出ました。諏訪湖SAで時間を調整し、6時半頃公園近くに到着、駐車場や北口ゲートに向かう道路はすでに車の長い列でしたが、それでも運良く北門すぐそばの4番駐車場に車を止めることが出来ました。北門だけが6時の開門ですが、7時前の時間帯でも園内はすでに大勢の人、名所のひとつである桜雲橋・問屋門付近ではすでに記念写真を撮るにも苦労するほどの混雑ぶり。白兎橋からは桜越しに中央アルプスがくっきりと見えて絶好の撮影+ビューポイント、すべての桜がいっせいに咲き誇った景観はまさに壮観でした。天気もすこぶる良好、園内をゆっくりと散策しいったん南口から公園を出て、歴史博物館や絵島囲み屋敷を見学しながら、勝間のしだれ桜まで足を延ばしました。姿、形、咲き具合、しだれ方」とすべてお見事、コヒガン桜とは一味も二味も違った情緒を漂わせます。しだれ桜見物の後は早めに高遠さくらホテルの近くにある「ほりでいパーク」の屋外テントで昼食、山菜そばを注文、¥800也。ところが、つゆも少なく具もほとんど入っていない、おまけにプラスチックの使い捨て容器。これではせっかくのそば処の名泣くでしょうし、せめて半額の価値しかないと思いました。「花はよくても食悪し」これにはがっかりしました。昼食後公園に戻ると、引き続きゾクゾクと観光バスも到着園内はさらに超繁華街と化しました。再度いくつかの観光スポットを回って正午過ぎには早々と城址公園を後にしました。R152を南下し、分杭峠にある磁場に下りてみましたが、座っていた時間も短く、残念ながら鈍感の私には「癒し」や「気」・・・等、何も感じ取ることは出来ませんでした。峠からは大鹿村に入りますが、少し下った所にある「中央構造露頭」を見たり、この村では標高750mの山奥に塩泉が湧き出ることをパンフレットで知って、とてつもない太古の地球の歴史・地殻変動の一部を垣間見ることが出来て感銘を受けました。村の桜の名所「大西公園」に立ち寄って、本日の宿・小渋温泉赤石荘に15時頃着きました。自慢の露天風呂からは目の前に赤石岳をはじめ、雄大な山々を眺めることができました。ひなびた山間の日帰り温泉としても人気があるようです。翌日は小渋川に沿って松川方面に向かいながら途中で渓谷美やソメイヨシノをも楽しみ、松川ICより中央道に入りました。釈迦堂のPAに寄ってみると、反対車線(下り)側の遺跡博物館付近に綺麗な桃花が目に付き、専用通路から反対側に歩いて行けるので、博物館の見学と付近の散策をしました。すぐ近くには農家の桃畑もあってまだ花も十分に咲いていて、桃源郷の雰囲気を味わいました。 今年は全般的に桃の開花も去年よりも早く、道路から見た限りでは、他の場所のほとんどの桃は葉芽が出かかっている状態でした。ちょうど1年前に付近の桃源郷を訪れたことを思い出しながら帰路につきました。
(昨年の桃源郷の様子はこちら)





中央アルプス遠望↑



白兎橋↑



桜雲橋と問屋門↑



町並み風景↑



後続断たない花見客↑


桜・さくらホテル・南アルプス↑



そびえる↑


映る↑



城址公園遠望↑



勝間のしだれ桜↑



分杭峠↑



磁場↑



中央構造線露頭↑



山肌↑



小渋川に架かる橋↑



大西公園とこいのぼり↑



赤石荘看板↑



赤石荘の半露天風呂↑



小渋峡↑


桜を映すカーブミラー↑


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