戦場ヶ原を歩く【2013.6.17】


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戦場ヶ原を歩いてきました。自宅を5時半に出発し、SAでの休憩や明智平に寄ったり、竜頭の滝上駐車場には9時40分頃に到着、準備を済ませ10時前に歩き始めました。天気は曇りの予報でしたが、幸いにもしばらくすると晴れてきました。湯元方面と赤沼方面への分岐点に来ると大勢の人が歩いていました。梅雨の時期にしてはまあまあの天気になるだろうと予想ができたし、それよりも昨日のNHKのニュースで、「戦場ヶ原のワタスゲが見頃」とほんの一瞬紹介されたことが大きかったのでしょう。とにかく何かの花の様子がテレビや新聞で報道されるそこにとどっと人が押し寄せるものです。結果的には私達も同類項でした。青木橋を過ぎて湯滝に近づくとほんの短いアップダウンがありますが、コース全体は平坦で土の道や木道が続き、石ころがなく気楽に歩ける所です。今年は花の時期は例年より1週間以上早かったようで、「ズミ」は完全に終了、「ワタスゲ」も大分綿らしくなってきてあの白さもややあせていました。他に見られた花も少なかったですが、この時期にしては好天に恵まれ、男体山をはじめ連なる山々の風景、湯川の清らかな流れ、高層湿原の風景を見ながら緑鮮やかな高原散策を十分に楽しむことができました。家には21時頃に着きました。翌日は身体がだるかったですが、足が痛いことはありませんでした。前回登った三つ峠山がきつかったことを思いだしました。



ハイキングマップ↑
GOALからSTART方向に向かい、湯滝からは湯ノ湖の右側のルートで歩きました。



駐車場のすぐ傍からコースに入ります、橋を渡っているご夫婦は、方向からして高山に登るのでしょう。



湯元までのコース:7.5km・2時間30分、写真を撮ったり休憩したり、気楽なコースです。





歩き始めるとチラホラとレンゲツツジが迎えてくれました。



石楠花橋付近に着くまでにいくつかの名も無い滝が見られます、これは歩き出してすぐの所にあり、落差もあり水量も多く、一番滝らしい滝でした。名前を付けてあげたいですね。



このゲートをくぐり、シカ侵入防止柵の内側エリアに入っていきます。



道はフラットで岩や石もなく、とても歩きやすいです。



黄色い花が目に付き川べりに逸れてみました。



小さな滝とレンゲツツジ。



相変わらずフラットな道が続き,緑がきれい。



またもや小さな滝が。



石楠花橋付近に到着しました。



ぶらついていると千手ケ浜行きのバスが来ました、なんと「満車」の貼紙がしてありました。



石楠花橋の上から湯川の上流を見る。



湯川に沿って林の小道をさらに歩き続けます。





上空は晴れてきて緑がとても鮮やかです。





何時の間にか湯川は離れていました、この地点から支流に架かる小さな橋を渡り、湯滝を目指します。



少し行くと右側に木道を少し離れられる展望台があり、男体山が見えます。



すぐ左にまた湯川が流れています。



湯川(左) 木道(中央) 戦場ヶ原(右)



男体山とワタスゲの咲く戦場ヶ原。



ワタスゲは木道から離れた所に咲いていますので、撮るには300mm位の望遠レンズが必要でしょう。



まるで丸木橋を架けたような、こんな枯れ倒木のある光景を何度も見ました



ワタスゲがやや近くに見える瞬間でした。



ワタスゲは広い範囲に咲いています。



ただいま木道の修復工事中、あちらこちらにこのような資材が置いてありました。また、何度か工事現場に出くわしましたが、通行に支障はありませんでした。そんなに痛んだ所も無かったと思いますが、ありがたい事と思います。



ズミの花は完全に終了でしたが、不思議にこの木だけにまだ花が残っていました。



あの白い花は何の花だろうか?



木道を進むとやや近くにきましたが日差しの関係で見づらく、桜の一種かと思いましたが正体はつかめません。



こんな場面に出くわしました、下の写真の真ん中の人が主役です、さて、誰でしょうか?栃木テレビのロケ:○○さんが、戦場ヶ原〜湯ノ湖をご紹介します)





枯れ立ち木が目立つようになってきました。



戦場ヶ原パノラマ。



高層湿原の環境は樹木にとっては厳しく、レンゲツツジもまるで小枝。



木道のすぐ近くにワタスゲを見ることができました、花は少なかったですが。下の写真はやっとピントが合いました。





白樺と枯れ立ち木。



見たのも写真も、これが最後のワタスゲでした。



何となくこの風景は好きです。



青木橋



橋の上から見た湯川。



橋を渡るとこのような休憩所があります。



釣り人を見かけました。



見上げるとやはり緑がきれいです。



カッコーの鳴き声ムービー!



青木橋を過ぎると様子が変わり、山歩きの雰囲気が出てきます。





小さな湿原があり、コバイケイソウも生えていました。



ほんの少しの風にも揺れ、この小さな黄色い花はピンボケ写真となってしまいました。



泉門池
「カモに餌を与えないでください」の看板がありますが、一羽もいませんでした。



池の源は、岩場からこんなに多量の水が湧き出しています。



泉門池傍の休憩所。



木の根がすごい。



赤沼方面から歩いてきました。ここで道が分かれ、湯滝1.0kmをごくわずか下ると橋に出て、この橋から小滝が見えます。ここから先は以前に歩いたことがあり、そろそろトイレ休憩をしたかったので、滝を見てから湯滝までは0.4kmの近道を歩きました。なお、この標識の所から滝は見えませんので、同ルートを歩かれる方はご注意を!





橋の上から見た小滝



湯滝 滝の左側に大きな流木が引っ掛かっている、やや美観を損ねるか?それとも自然らしいか?



湯滝のムービー!



湯滝を見た後は急な階段を上って滝の上へ
木々の間から滝の中央部あたりが見えます。



階段を上りきると滝の落ち始める所がよく見え、段になっているのがよく分かります。



水が落ち始める瞬間です。



この橋の下から湯川の流れが始まり、すぐに湯滝となるのです。橋を渡れば右回りで湯ノ湖まで歩けます。



こんなゆるやかな流れを見てしまうと、少し先に滝があるなんて想像しづらいですね。



今回は橋を渡らず、湖を見て右側・左回りの遊歩道を歩きました。国道(R120)を歩くことはなく、快適でした。



湯ノ湖では釣り人がけっこういました。



私達のすぐ近くでキャッチから取り込みまで見ることができました。

取り込みのムービー!



木道とレンゲツツジ。



遊歩道から湯元と方面を見ると、湖畔に何やら赤っぽい花が咲いていました。





それはレンゲツツジで、ちょうど見頃でとても綺麗でした。



湯元温泉から駐車場のあるバス停「滝上」までは15時45分発のバスを利用しました。車で出かけることが多いので、来た道を引き返すことがしばしば、今回はVery Goodな回り方ができました。



滝上には16時頃に到着し橋の上からの竜頭の滝を眺め、滝の下まで行ってみることにしました。



観光客もまばらで、滝をじっくり見ることができました。以前には狭いビューポイントに平気ででっかい三脚を立てて、陣取っている人を何度か見かけました。



それでは滝の流れを見ながらお別れです。


竜頭の滝ムービー!

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