乗鞍岳・剣ケ峰 【2013.07.11 】
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乗鞍岳・剣ケ峰に登ってきました。22時過ぎに車で自宅を出発、松本ICからR158に入り道の駅・風穴でしばらく休憩。4時ごろ目が覚め、すぐに乗鞍高原に向かいました。5時ごろ乗鞍観光センターに着きましたが、広い駐車場に止まっていた車は10台未満でした。上空は雲と濃い霧がすごいスピードで流れていて、ほんの時々乗鞍の山が見える程度でした。徐々に晴れることを期待しながら、ゆっくりと準備し始発6時10分のシャトルバスに乗り込みました。バスの中で知ったのですが、肩の小屋口から畳平までは通行禁止で、観光センター・肩の小屋口間の折り返し運転になっていました。このこともあって訪れた人も少なかったのでしょう、畳平へは肩の小屋経由で歩くしかありませんので一般的なバスツアーは中止せざるを得ないでしょう。(畳平で分かったことですが、岐阜県側からは畳平までは通行できていました。標高2000mを越えたあたりから、あちらこちらに雪渓が目立つようになりました。肩の小屋口に着くと濃霧で周りの景色は全く見えず、風も強く寒くなってきたので、誰もカッパやその他の防寒具を着て歩き始めました。肩の小屋口までは大雪渓の端に近い所に目印のロープが張ってあり、これに沿って歩きました。小屋の手前からは岩場を歩くことになります。肩の小屋のすぐ近くにある「剣ケ峰口」から頂上を目指しました。ゆっくり登りながらほんの一瞬、霧の晴れ間に見える景色を見ながら頂上に到達しました。相変わらず強い風と霧、どちらも岐阜県側から来るようです。周りの景色もある程度見られたので、早々に下山しました。肩の小屋から畳平へはしばらく車がらくらく通れる位の砂利道を歩きます。富士見岳上り口を過ぎて間もなく、谷に下りて畳平のお花畑に抜ける細い分かれ道がありますが、これは通行禁止でした。相当の雪渓が残っている所でもあるのでしょうか。天気が良ければ別ですが、この風情のない道を歩き続け、畳平に着きました。風は先ほどよりは弱いようですが霧が濃く、周りの眺望は効きません。約30分コースのお花畑めぐりをして、休憩の後、来た道を歩いて肩の小屋に戻り、雪渓を歩いてバス停に戻りました。畳平でも観光客やハイカーは少なかったです。14時少し過ぎ発のバスで乗鞍観光センターに戻り、湯けむり館で温泉につかり、22時ごろ家に着きました。ほとんど寝られず長い24時間の旅となりました。 さすがに翌日は身体がとてもだるく、疲れてしまいましたが珍しく足は痛くならず幸運でした。