熊野古道巡り5日間の旅・４日目

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天気予報通り雨になりました。夜中から朝まではけっこう強く降っていましたが宿を立つ頃には小降りになりました。昨日の予定を変更し、瀞峡と千枚田を観光しておいてよかったと思いました。熊野古道をあちらこちら歩こうと思えば切りがありませんし、杉林や桧林の中をを歩くことが多いようで、古道歩きもまあ普通のハイキングとあまり変わりはないと思ったからです。もちろんあちらこちらに王子跡に興味があれば話は違いますが。この日の宿泊地熊野市だったので３１１号線を走り、大分遠回りでしたが、途中横道に入って布引の滝を見ました。雨が降っていたせいか、観光客には誰にも会うことはありませんでしたし、滝までは狭い山道でしたが対向車に出会ったのも3～4回だけでした。また、布引の滝は新宮の方から行った方が近いです。熊野市の街に入ってからは街はずれにある楯ケ崎を散歩し、鬼ケ城の近くにあるビジネスホテルにチェックインしました。

杉の木と雨に煙った山並みがきれいでした。▲

　　
荒滝　▲

布引の滝　▲

滝は四段に分かれていて一段目は12m，二段目は3.5m，三段目は7.7m，四段目は29.1mの落差になっています。道路からでは一段目を見ることはできません。
　　　
水の落下する様が大巾の白布を垂らしたように見えることからこの名がついています。平成2年に「日本の滝100選」に認定されました。

また、滝つぼ付近まで石段の遊歩道があり、数分で下まで降りていくと、４段目（１番下の段）の滝を正面から
　見ることができます。