枯露柿の里を訪ねて 【2004.12.06】
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秋の風物詩のひとつ枯露柿の吊るし干しの風景を見たいと思い、塩山方面に行ってきました。先ずは甲斐善光寺にお参りしました。甘草屋敷でも枯露柿の吊るし干しが見られるとの情報を得ていたので次にこちらに行ってみました。メインの建物正面の吊るし干しはすでに取り外されていましたが、後ろに回ってみると吊るし干しと平干しの様子を見ることが出来ました。係員に聞いてみると、今の時期ともなるとほとんど何処でも次の工程の平干しに移っているでしょうとのことでした。恵林寺付近の岩波農園なら吊るし干しが見れるでしょうと教えてもらい、とりあえず恵林寺に行くことにしました。寺とその周辺を散策しましたが、この辺りの農家では枯露柿作りが盛んなようで、観光バスで来た団体さんも散策地図を見ながら思い思いに歩いていました。岩波農園では商売上観光的な客寄せ要素もあるのでしょうが、軒下や櫓にそれこそ沢山の干し柿が吊るしてあり、その干し柿に圧倒されそうな程の数の多さでした。観光バスの駐車場からもすぐ近い所のせいもあり、見に来る人や干し柿を買う人が大勢来ていました。農園を後にして放光寺と向嶽寺を巡って塩山駅前でほうとうなべを食べて帰ってきました。相模湖ICを出るとすでに真っ暗、急遽ルートを変えて宮ケ瀬に寄ってイルミネーションを見ることにしました。残念ながら名物のクリスマスツリーは一昨日の大風の影響で大きな星やその他の飾り物がが壊されてしまい、点灯出来るまでにはあと数日はかかるでしょうとのことでした。それでも他のイルミネーションを見ようと、平日にもかかわらず相当の人出、特に子供連れの人達が多く、売店もけっこう繁盛している様子でした。枯露柿は、来年も機会があればもっと早い次期に出かけて、もう一度吊るし干しの光景をぜひ見てみたいものだと思いました。
宮御坂ICで中央高速を出ました↑
中央アルプスがくっきり見えました↑
甲斐善光寺山門↑
甲斐善光寺↑
竜と獅子の彫刻↑