中央アルプス駒ケ岳

中央アルプス駒ケ【2005.07.28】

剣が池と千畳敷カール　↑

早朝の五時半頃に駒ヶ根高原の「菅の台バスセンター（兼駐車場）」に到着しました。しらび平行きの始発バスに乗ろうと、すでに大勢の人が並んでいました。学校は夏休みに入り、駒ケ岳の登山もちょうどベストシーズンとあって、定刻始発の6時前に臨時バスが運行されました。座って行こうと思い、6時10分頃に３台目のバスに乗車、しらび平に到着するや周りを散歩する余裕もなく、ベルトコンベアに乗せられたようにロープウエイ乗り場に並んで、７時半頃には千畳敷駅に到着しました。この建物はホテル千畳敷の一部、周りからはカールの全景やお花畑や雄大な山岳風景を楽しむことができます。ここから乗越浄土までは約４０分の行程、中間あたりから斜面が相当急になってきます。でも、途中途中には高山植物が可憐な花を開き目を楽しませてくれ、時には後を振り返ると相当登ったな～という実感に浸りながら、早々疲れなど感じている場合ではありません。乗越浄土に着くとまた別の視界が開けてきます。はるか遠くに富士山、間ぢかには宝剣岳や中岳を眺めることができました。駒ケ岳（山頂）に登る途中からは、木曽の御嶽山、乗鞍、さらに進むと北アルプス槍ヶ岳や妙高の山々までが姿を現しとても感動的でした。さらに駒ケ岳山頂からの雄大なパノラマを満喫し、ホテル千畳敷（ロープウエイ乗り場）に戻りました。ロープウエイの整理券をもらうと２時間待ち、周辺の散策や休憩で時間を過ごし、３時４０分頃のロープウエイでしらび平に下りました。心配された台風も本州の南西に逸れ、台風一過の好天の中、大自然の雄大さと素晴らしさを久しぶりに味わってきました。