木曽路の旅【2001.09.01-02】
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9月も初っ端、まだまだ残暑厳しいなか、一泊二日で木曽路をドライブしてきました。中央道・中津川ICを降り、中山道沿いに北上しました。馬籠はあまりにもおみやげ屋の看板が目に付き少々イメージダウン、妻籠ではさほど目立たず昔の宿場町の情緒を充分に味わうことが出来ました。中山道は江戸時代初期に定められた五街道の一つで東日本橋を起点とし、高崎、下諏訪、塩尻、中津川などを経て、滋賀県の草津で東海道に合流する約540kmの街道です。「木曽路は山の中」とどなたか言った通り、街道の大部分が山の中、中でも最大の難所であったのがこの「木曽路」。今では当然、車でも難なく通れますが、大いに昔を偲ぶことが出来ました。「寝覚の床」の近くに臨川寺があります。寝覚の床で玉手箱を開けた浦島太郎は、寺の境内にある池に映る、あまりにも変わり果てた自分の姿にビックリして何処かへ立ち去ってしまい、残された弁財天像を祀って建立されたと言われるこのお寺。浦島太郎が置き忘れた釣竿や遺品が展示された宝物館もあります。浦島太郎はどのようにしてこんな山奥にたどり着くことができたのであろうか?これも不思議だ。この伝説(それとも物語)に浸りながらこの寺まで足を延ばしてみて面白く感じました。