秋の鎌倉散歩2016
【2016.11.18】


このページの最後へ
アルバムINDEXへ

第10回定例会 銀の鈴 秋の鎌倉散歩に参加しました。

今回のコース

JR鎌倉駅東口ー寿福寺ー英勝寺ー浄光明寺ー昼食(鎌倉駅前・鯉之助)=バス乗車=鎌倉文学館(管内と庭園)−長谷駅=鎌倉または藤沢駅へ当日は小春日和に恵まれ、本格的な紅葉はこれからとという感じで、思っていたほど人出も多くなく、静かな散策を楽しむことができました。また、前回は臨時休館日に会った「鎌倉文学館」にも入ることができました。



 寿福寺

源頼朝が没した翌年、妻の北条政子が明庵栄西を開山に招いて建立した鎌倉五山第三位の寺です。鎌倉幕府三代将軍の源実朝も、再三参詣しました。栄西は日本に初めて臨済宗」を」伝えた禅僧で、「喫茶養生記」を著すなど、お茶を飲む習慣を日本に伝えたことでも知られています。裏山の「やぐら」(中世の横穴墳墓)には、源実朝、母・政子の墓といわれる五輪塔があります。墓地には俳人・高浜虚子や作家・大仏次郎などが眠っています。(鎌倉市)























 英勝寺

初期の江戸城を築城した太田道灌の子孫で、徳川家康に仕えたお梶の方(英勝院)が道灌の屋敷跡に建てた尼寺です。お梶の方が一緒に行くと戦に勝利したことから、お勝という名になったそうです。お梶の方は、水戸徳川家の初代頼房の養母であったことから代々水戸家の姫が住職を務めています。江戸時代は水戸御殿と呼ばれたほど格式が高く、総門には三葉葵の紋を掲げ、さながら武家屋敷のような境内でした。仏殿、祠堂、唐門、鐘楼は江戸時代初期の建築で、これだけよくそろい、当時のまま残っている寺は少なく貴重です。 (鎌倉市)


































▼ 浄光明寺

鎌倉幕府六代執権・北条長時が、開山び真阿を迎えて建立しました。北条氏の帰依が篤く、また、鎌倉公方(鎌倉府の長)の保護も受けました。本尊の阿弥陀三尊像(国重分)は宋(現在の中国)の影響を受けた美しい造形です。中央の阿弥陀如来像の衣の装飾には、「土紋」といわれる鎌倉地方特有の技法が使われています。裏山には歌人藤原定家の孫で、歌道の名門冷泉家の始祖為相の墓があります。母の阿仏尼は、京から鎌倉への紀行文「十六夜日記」の作者です。(鎌倉市)




















▼ 鎌倉文学館 

昭和11年旧加賀藩前田家16代当主前田利為が建築しました。相模湾を見下ろす景色とバラ園で人気があり、鎌倉別荘を代表する建築物の一つです。佐藤栄作元首相が別荘としてなくなるまで借り、三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面にも登場しました。昭和56年に鎌倉市譲り受け、昭和60年に「鎌倉文学館」として会館しました。 (KT)



↑鎌倉文学館パノラマ






























この頁の先頭へ



アルバムINDEXへ

トップページへ